疲れて眠いのだけど、明日のことを考えると、一時間ごとに目が覚めてしまいます。
「あと6時間たったら、起きる時間だ」
このままずっと夜で、朝なんか来なければいいのに。
そう思うようになりました。次の日の仕事が億劫なのだ。
でもこういう経験は、繁忙期にはよくあることでした。
それに会社に行ってしまえば、それなりに仕事して時間が過ぎていったわけだし。
寝ている間にも、朝は迫っていく。1時、2時、3時、4時、5時・・・。
カウントダウンのように1時間ごとに目が覚めて、「あと何時間」と確認して布団にもぐる。
そして5時半になったら、重い体に鞭を打って起き出し、一日が始まります。
しかもこの頃は冬至に近かったので朝5時半といっても外は真っ暗で、真夜中に起きるようなものでした。
そしてある日、11月も終わろうとした日。とうとう起きれずに、めまいでフラフラ。
激しい動悸がして呼吸も苦しく、体調不良ということで、会社を休んでしまいました。
体調不良で休んだのは半年以来。
そんなに休むことはなかった自分ですが、この日は休んでしまいました。
・・・きっとこの日休んだことが「適応障害」のスイッチが入った瞬間だったのかもしれません。